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惹込。 [2005年]

足が異様に冷たい。
部屋の温度は20℃。
ガス代がバカにならないガスストーブもがんがんつけてるのに・・・。
と、思っていたら、今日の昼間
足元が冷たくなる原因を発見(?)しました。
けど、今のところどうしようもないので、
厚手の靴下を履いてしのぎます。



さて。
今日は一応一限でれました。
よかった・・・(?)
でも、卒論の作業、進んでません・・・。
今からもうちょいがんばらな・・・(ーー;)

けど、微熱がずっと続いてます。
やっぱり風邪かぁ・・・(T_T)
薬をホントは4種類飲まなきゃいけないのですが、
あんまりにも数が多いので、
自分で勝手に判断して、1つ減らしました。
飲み過ぎると、逆に体力奪われて、
4月の終わりごろにエライ目にあったので。
にしても、粉薬は嫌いだぁ・・・。
アタシ、お子様なので粉薬はずっとオブラートに包んで飲んでたんです。
粉薬をそのまま飲むのは、今でもニガテだわ・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さぁて。
今日は指揮練しました。

弟子と私と、正指揮者くんと。
3人で。



合奏からは部活に行こうと思ってたのに、
出かけたい時間になったころに腹痛が悪化してて、
ちょっと遅れて行ったら、練習場に入るタイミングを失った・・・(T_T)
なので、練習場に入る扉の前で、メイン曲の
『振りをなんとかしないと、どう考えても無理なポイント』
を音でチェック。
正指揮者くんの姿は見えなくても、どんな様子なのかは今までので
大体想像はつくので・・・。
で、とりあえず3箇所ピックアップ。

2楽章…フラッター2拍分のフェルマータ
3楽章…molto rall.(付点四分が並んでるところ)
     分割で振ってるrall.(だったっけ?)(木管が6連吹いてるとこ)

練習後に無理矢理つかまえて、弟子が指揮練してた部屋に拉致(!?)
で、上記の3箇所を、私のできる範囲内でなんとかしました。
今までよりはまともになったはずなのですが、あとは全曲通したときに
練習した通りにできるかどうかです。
それは、私ではどうしようもなく、本人が練習するしかないのですが・・・。
次回合奏で変わってなかったら、そこ練習してた時と違うよ。
と、後からつっこみますので、その際はよろしくです(何を???)
みなさんも、ぜひつっこみお願いします。
けど、ちょっと変わったよね、振り。ねぇ、弟子よ。


その後は弟子と『脱・どんぶらこ』のために
いかにすればかっこよく、
かつ大御所師匠D様に「そんでいいんちゃう?」と言ってもらえるのか、
2人で試行錯誤。

けど、なんか違う・・・。
弟子が振ったら、今度は『サザエさん』になりかけたり・・・。
改良が、もう少し必要です。
目で笑われないためにも、もうちょっとがんばらななぁ。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ところで。
みなさんは指揮者にはどんなことを求めますか?
学生指揮者には、どんなことが必要だと思いますか?


今日、正指揮者くんと練習してたときに、

ぶ「こうした方が、かっこいいやろ?」
正「かっこいいかどうかとか、考えたことないんで・・・」

と言われ、軽くショックだったのです。
私は根っからの目立ちたがり屋で、
しかも私の師匠の師匠である先輩が、
すごくかっこよさにこだわる方だったので、
「振りは見た目がよくてナンボ。」
が私の中の常識なのですが、
かっこよさとか考えたことないって・・・。
どうよ???って。

確かに、
ちゃんと棒が拍通り振れるだけじゃなくて、
合奏の持っていき方や、みんなのテンションをうまくあげる話術、
人のアドバイスをきちんと受け入れられる受容力(?)、
長時間の指揮練に耐えられる忍耐や体力など
いろんな力や能力が必要だと思うのです。
けど、その中に
『本番で、自分をどうお客さんに見てもらいたいか?』
『本番で、自分の振りや立ち居振る舞いだけで、どう奏者のテンションを統一できるか?』
ていうことを考えて、それを自分でやっていく力というのも
必要だと思うんです。

奏者全員は必ず指揮者を見ています。
本番でいい演奏をするためには、全員の気持ちをひとつにしなければなりません。
奏者の気持ちをひとつにできるのは、奏者全員に見てもらえてる、
指揮者しかいない。
その視線の中で、
自分がどんな表情で、どんな間合いで行動するのか。
どんなタイミングで、どんな振りで曲をはじめるのか。
それらはものすごく重要なことになると思うのです。
それらを実現するために必要なことに
『見た目のいい(カッコいい)振り』があると思うのです。
私は現役の時、そう信じてやっていました。
(今ももちろん、そう思っていますが。)

でも、実は、
ひとつにすべきは、奏者の気持ちだけではないんです。
お客さんの気持ちも、その曲の世界観に惹き込んで、
奏者と気持ちを1つにしていかないと、
本当にその曲のよさを味わってもらえない、
感動してもらえないと思うのです。
お客さんの気持ちを惹き込むのは、奏者と指揮者、全員ができることだと思います。
でも、奏者たち自身がその曲に惹き込まれてなかったら、
お客さんを惹きこんで、気持ちをひとつにしていくことなんて、

無理ですよね。

お客さんに惹き込まれてもらう要素としては
音がもちろん一番重要なんですが、
視覚というのも大きく関わってくると思います。

耳で聞いて、世界観を感じてもらう。
目で見て、世界観を感じてもらう。

普通の管楽器では、目で見て・・・というのを出すのは
かなり至難の業です・・・。
が、それをできる人たちがいます。
打楽器と(いたら弦バスと)、指揮者です。
激しいところは、激しく。
繊細なところは、繊細に。
やわらかいところは、やわらかく。
聞こえてくる音も、見えているアクションも連動していたら、
すごく自然ですよね。
自然っていうことは、それだけ気持ちの中に入って行きやすいんです。
だから、いつも指揮者がかっこよく目立ってればいいってもんじゃないとも思うのです。
時には、指揮者が存在しないかのように
ソロを際立たせるように『振らない』とかいうのも
視覚的なアピールの1つだったりするわけです。
だから、ただかっこいいだけじゃなく、

『その曲、その箇所にとって、一番効果的に見え、効果的な音が出る振り』

をすることが一番大事だと思うのです。

さて、あなたはどう思いますか?
あなたにとって、指揮者ってなんですか?

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

って、かなり長々書いたんですが、
今日こんなに書く予定じゃなかったんですよね・・・(^_^;)
ここまでちゃんと全文読んだあなたは
相当なぶんきちブログのファンと見た!(笑)















***今日のひとこと***

堺市民は金物とスネアがよく飛んで、
クラがまったく聞こえなくなるので、
そろそろ堺市民バランスで練習しましょう。


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コメント 5

NO NAME

ちゃんと全部読んだ!
by NO NAME (2005-12-14 02:36) 

スリョン

「かっこよさ」、私は要ると思うなぁ。
優先度一番でなくても、追求して欲しいな。
見てる側にとって「吹きやすさ」は分からないからね。
実際通しでは、耳→やっぱり気になるあの楽器(笑)
          目→指揮者ばっかし
に集中してた。意識したわけではないんやけども。

ごめん、ナナメ読みw
by スリョン (2005-12-14 21:58) 

ぶんきち。

>NO NAMEさん
ありがとうございます☆
そして、いつもコメントありがとうございます☆

>スリョンさん
やっぱり気になりましたか、あの楽器・・・(苦笑)
あした、D様が、私のかわいい弟子のかっこよさを
さらに追求しにきてくださるようです☆
本番を、お楽しみに☆
by ぶんきち。 (2005-12-15 00:18) 

ずん

あの楽器とは?
by ずん (2005-12-15 23:56) 

ぶんきち。

>ずん
ま、まぁまぁ・・・\(;゜∇゜)/
by ぶんきち。 (2005-12-16 03:42) 

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